Ritchie Blackmore's 74Strat

中学校時代の洋楽ヒーローはジミーペイジとリッチーブラックモアだった。(EVH出現以前の話)
高校1年で初めて買ったJoodee(YAMAKI) JST500はラージヘッドのナチュラルフィニッシュ。
このオリジナルネックはリッチーの真似をして手削りスキャロップ改造をしてみた。
後に、このギターは普通のスモールヘッドが与えられ、何度も改造を受け
最終的に赤白黒のストライプの実験機となった。

一方、
我が家に初めてやってきたFenderUSAは1979年の25thAnniversaryストラト。(Japan発足は1982年)
10代当時給料の3か月分もしたのに、平気で穴を空ける様なの大胆な改造を重ねて来た
1985年頃、リヤに優美音響時代のSeymourDuncanのSSL-4QuarterPaundを積む。
もちろんビッグポールピースはリッチーの影響だ。確か25000円くらいしたと思う。
その後、ピックアップはFender純正に戻され、SSL-4はJoodeeIに搭載され、
赤白黒作成時に外されて眠りについた。

考えると、
中学時代からずっとギターを弾いたりバラしたりしてきたが、随所にリッチーの影響が見える。
初めてのエレキがストラト、次もFenderストラト。リッチーに憧れての選択だった。
ラージヘッド、スキャロップ指板改造、ビッグポールピース取付け、
大事なポイントはひと通り経過していた。もちろんコピーもした。
改めて、やっぱリッチーが好きだったんだ。

そんなある日、ふと思った。
せっかくのヴィンテージSSL-4を遊ばせるのはどうなんだろう?
元々リッチーを意識して買ったのだから、やっぱりリッチー仕様に乗せるべきだろう。
オークションで買ったFender製アルダーボディもある。ネックだけはいつものMusikraftで買える。
真剣に調べるとPUもボディも微妙に違っている部分はあれど、リッチーを連想させる重要パーツが揃えられる。

と言う事で、前提が長くなったが、この素材でSmoke On The Waterのリフが弾きたくなった。
そうだ!作ってみよう!

そういうノリでスタートする事になった。いいんです。そういう軽い感じで。


リッチーのホンモノ                 今回のプロダクト
 カテゴリー 詳細 品番等
ボディ材 Fender アルダー
ネック材 Musikraft USA ラージヘッド、ローズラウンド貼り、ブレットナット
ペグ Schaller M6mini 2screw
ナット ――― BONENUT FOR FENDER
ストリングガイド Fender 099-4910-000 カモメ型2個
シンクロトレモロ Fender '70ブロック一体型、鋳物サドル
ピックガード ALLPARTS No.2 P/G ST62 Mint Green 3Ply
ピックアップ(Neck) SeymourDuncan SSL-4、'85 Tapped
ピックアップ(センター) カバーのみ、SCUD OD-ST-CB
ピックアップ(Bridge) SeymourDuncan SSL-4
ポット VOLUME BOURNS 95A1D-Z28-EA0/300L
ポット TONE CTS CTS A250K Split x2
TONE回路   Master Tone Circuit、入手不可! 
MASTERノブ Fender '78Starcaster用、入手困難! 
VOLノブ SCUD KB-240VI
TONEノブ SCUD KB-240TI
コンデンサ ALL PARTS JAPAN Disc Capacitor 0.047uF
PUセレクター CRL CRL 3way switch
ジャック Switchcraft Switchcraft Mono Jack #11
船形ジャックプレート Fender 099-1940-100
ジョイントプレート Fender 3点ジョイントプレート クローム
ジョイントスクリュー Fender Japan SC-OTP 4.5x45-4N
エンドピン JIM DUNLOP JIM DUNLOP SLS1101N ニッケル ストラップロックピン、埋め込み
ボディ塗装 塗装工場借用 オールニトロセルロースラッカー ’70仕様ではないが、あえて。
ネック塗装 塗装工場借用 オールニトロセルロースラッカー ’70仕様ではないが、あえて。
ストラップ Reunion Blues  入手困難
基本パーツは上記通りだが、Master Tone CircuitとMasterノブが未定。
なお、今後の調査により変更の可能性あり。

Potentiometer:VOLポットについて
Circuit:回路について
Knob:ノブについて
Peg:ペグについて
Pickup:ピックアップについて
Scallop:スキャロップ指板について
Gallery:完成写真