試作機は当然部品の加工検証も行う。
買ったままでは使えない部品の加工について詳細を紹介していく。
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プリプロ用に用意したのはFRT-5ではなく、FRT-7。 大きく違うのは西ドイツ製か、フェルナンデス製か。それと、ベースプレートが鋳物かプレスか。 5150用に注目していたFRT-7だった、同じFRT-7でさび付いた物が手に入ったので試作用にした。 まさかこんなに致命的な違いがあるとは・・・ |
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FRT-5用に用意してあったブラスブロック。 穴が全く開いていない塊で購入したものを、今回改めて穴あけをして使う事にした。 開ける前の写真をとり損ねたので(汗)、とりあえず開けちゃった完成品を載せておく |
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FRT‐5用ブラスブロックの加工図。 ここでは参考まで。 注目すべきは、上の図で17mmとなっているビスピッチと、 3-M5(読みにくいけど)の2箇所。 ここが違う!! キイテナイヨーーーー! |
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そうとは知らずに大活躍する マイ・ボール盤。 松本地区は一家に一台がフツーです(ウソ) |
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一度FRT-5用にブロックを加工して、合わせてみたらショックを受けた!穴位置が4.5mmも違うとは! プレート側に穴を開けようとやってみたが、3つのうち左側はドリルの刃が立たない!しかたなく断念(泣) |
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仕方なくブロック側の穴を追加する。 センターは兼用で、左右が2種類になる。 実は・・・ 左右のM4を計測ミスで間違って開けてしまい、4mmの真鍮捧で穴埋めをして開けなおした。キレイにできたから判らないだろうし、埋めてあるので強度も充分! |
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裏側はちょっと悲惨な目に・・・ スプリングフックの穴を斜めに空ける必要があるのだが、ボール盤で斜めに開けるのは意外と難しく、ポンチで位置だししただけでは滑ってしまって穴位置がズレズレに・・・ 仕方なく半対面に開けなおし、こちらも表面同様に真鍮捧を入れて仕上げた。 斜め穴だったので補修もちょっと難しい。が、とりあえずこれで妥協する事にした。 斜め穴は少しだけ直角に掘り込んでから斜め穴を掘っていかなければ、ポンチ程度では足りないという勉強になった。 とはいえ、再びボール盤に感謝。手持ちでは補修すら難しいと思う。 |
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ブロックを取り付け。 それから、 ボディベタ付けにするには先端(写真の下端辺)を斜めカットしないとアームダウンできない。 ヤスリではやりきれないのでサンダーで一気に削ってもらった |
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で、仕上がった状態。 いい感じです。 |
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パ | ツ 加 工 パ | ツ 加 工 パ | ツ 加 工 パ | ツ 加 工 パ | ツ 加 工 パ | ツ 加 工 パ | ツ 加 工 パ | ツ 加 工 パ | ツ 加 工 パ | ツ 加 工 |
サビ加工の必需品、さびてんねん。 元は模型用なのでプラスチックや紙でもサビが起きるという触れ込み。 A液を塗って乾いたらB液を塗るが、A液で沈殿している鉄粉が硬くなっていたのでクギで撹拌し、グレーの液になるまでかき回してから使った |
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ピックアップに縫った感じ。 ポールピースと足に塗布。 足はメッキの為に弾いてしまう。 |
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錆びた結果。 もうちょっと錆びてもいいかな・・・ |
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セレクタースイッチに塗った感じ。 紙フェノールの基板も古さを出したかったので塗ってみた。 |
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錆びた感じです。 基板もいい感じで汚れた。 後から半田付けするので、端子部は塗っていない。 (半田は赤錆出ないから大丈夫) |
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ジャックに塗った感じ。 奥に溜まってしまった |
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仕上がり。 結構錆びている。 B液を塗るタイミングが悪くなければもうちょっとキレイに錆びた |