vol2:究極のウルフ、ボディ編

ホッシーノさんの要望は多岐に亘る。
@もちろんフランケンストライプ。当然レリック加工
APUザグリはフランケン通り。但しリヤPUスラントなし
BフロントダミーPUとサビサビセレクターももちろん必須
Cダミーピックガードあり。但しアーチトップなので様子見
D1VOLのみ。PUセレクターとTONEは外して穴を埋める。
E1971年製25セントコインも当然の必須アイテムです!
F大型ブラスブロックに交換。フロイドはPeaveyのまま。
Gバインディングは基本的に無視してストライプを巻く



もとのボディ。
そう、プロトが終わった直後。
フランケンストライプ用テンプレート。
まさか再び活用されるとは・・・・
ボディが違うのでストライプが合わないのは当然。
ここではPUキャビティのザグリを卦書くために置いてみた。
ネックエンドからフロイドまでの距離が若干違うので心配
になった故の確認作業。
それほど違っていないので、雰囲気重視で補正する。

それよりも新発見!
意外な事にボリュームの位置がピッタリ!
エディに合わせて作った事が良く判る!!
こんな感じにする事にした。
とすると、フロントPUがハムバッカーザグリなので、一旦
埋めてシングルPUサイズにしなければならない。
バスウッドの端材で、右半分が接着後、左半分が接着面
の整形中。もちろん塗装も剥がす。
で、左右に埋め木を付けた上で乾燥。
タイトボンドは割りと速乾性で、ここは強度の心配が全く
ないので、ガッチリ付いたのを見計らって作業継続。

埋め木をカンナとヤスリでフラットに仕上げる。
さすがにバスウッド同士でも色味が若干違うが、ここに
拘っていたら一生完成しないので、この程度でもOK!

そしてザグリを卦書き直し。
雰囲気はバッチリだと思う
いくら雰囲気が良くてもパーツが付かなければ意味が無い。
念のため置いて確認してみる
トリマーで一気にザグる。
ザグる様子はフランケンでやった事と一緒なので、ここでは
割愛するが、私はあえてテンプレートを使わず、鉛筆に沿って
フリーハンド作業。
この方が味が出ると思う。
TONEが不要なので穴埋め。
丸く削ったバスウッドを嵌める。
ただ、このバスウッド!丸棒を切った用に作ると木口面が上に
行き、木目や塗装の乗りが違うので柾目に切り出している。
ちょっとしたこだわりww
ちょっとキツ目に作って、タイトボンドを塗ってから軽く金槌で
打ち込む。
カンナとヤスリでフラットにする。こちらはPUセレクターの写真。
やはり同じ作業を行った。
で、出来上がった情態。
この位引くと、埋めた木が目立たないww
再度パーツを置いて確認。

バッチリじゃないっすか〜!!
バック&サイドの塗装を剥がす。
今回は地の黒を生かすので、シーラー+ベースの黒を残して
剥ぐ事にする。
なのでアイロン作戦は使わない
トップコートのクリアウレタン+黒の極厚2層を剥いだ後、
その下の薄いクリア層を剥ぐ。
熱をかけなくてもスクレーパーで面白い様に剥げるww
時として上記3層が一気に剥げる事もww
ポリエステルじゃ硬くて厚いので、こんな風にはならない。
8月に入ってから、29日になってやっと休みらしい休み。
時間が取れたのでバック&サイドの剥離を進行中。
平面はジョイントの段差より下段を除けばサンダー仕上げ
すればOK。
側面も6割位は終わり。