日本で手に入るリフレクターで近い物は

日本で割りと簡単に手に入りそうなリフレクターで、充分気分に浸れる物は何か?

楕円リフレクターの入手
先に結論となってしまうが、楕円は見つけられなかった。

丸型リフレクターの入手

リフレクターの用途からすると、
だれもが身近なところでは自転車用、自動車用、警告用(道路標示用、工事用、一般警告用)ではないだろうか?

自転車用リフレクター

自転車用リフレクターはCATEYE社 がほとんどシェアを占めている。
街にある自転車を良く見てほしい。できれば駅の自転車置き場や、自転車販売店に行き、後ろについたリフレクターを見比べてほしい。
ビックリするほど同じ物が付いている。しかも自転車メーカーがちがっていてもだ。
これらはすべてCATEYE社が供給しており、ものすごいシェアを取っている事を思い知らされる。
他に同社は自転車用ライト、スポーク用やペダル用のリフレクターを作っている。しかし、肝心な丸形リフレクターは作っていない
この市場独占状態のCATEYE社が作っていなければ、自転車用ルートで丸型リフレクターは無いと思って良いと言える。

自動車用リフレクター

元々トラック用リフレクターに端を発しているので、ここで結論付けたい気持ちではある。
日本のリフレクターを生産しているメーカーで、自動車メーカに純正納入している主要な会社は、
・STANLEYと刻印している、スタンレー電気さん
・KOITOと刻印している、小糸製作所さん
・ichikohと刻印している、市光工業さん
辺りではないだろうか?事実、リフレクターをいくつもジックリと見たが、たいがいこの3社の刻印が入っていた。
各社は車両別に設計された純正商品を主に扱っており、市販商品も揃えているが一般用リフレクターは作っていない。

カー用品ショップをいくつかたずねては見たが、適当な丸型リフレクターを置いているショップもなく、自動車用一般商品として
エディがトラック用リフレクターを買えた様な状況ではない。

ところが、実際に街を走っている車のリヤバンパーを見ると意外と丸型リフレクターを使っている事に気が付く。
オシャレな感じやスポーティな感じを狙った車に良く使われている。
←トヨタ、ノアのリヤバンパー。サイズもバッチリ!

この手の部品はカーメーカーを超えて共通部品化されている。
なお、この手のリフレクターにボルトを付け、アメリカ向けに輸出する2輪車の前後スポーク4箇所へ(保安基準適合のために)付けられる
リフレクターにも利用されている様だ。

このリフレクターでも良いのだが、純正部品はそのディーラーとお付き合いがないと行き難いし、注文も難しい。
できれば店に言ってヒョイっと手にとってレジに行く方がお手軽で良い。
そもそも放射状6面カットは妥協したくない部分ではある。

ということで、自動車用は最後の手段として保留にしておく事にする
(もちろん簡単に入手できてサイズも良くて納得できるのであればそれも良し)

警告用リフレクター

警告用リフレクターとして真っ先に思いつくのは、道路やガードレールに取り付けられた丸いリフレクターではないだろうか?
正式には「道路誘導表示装置」であり、基準では最低φ70mmとされている。だから、55.5mmを目指すにはちょっと大きすぎる。
ちなみに、進行方向に沿って左側が白、右側が黄色と決まっているので、赤もあり得ない。

近くのホームセンターを行脚した所、とても良い物が見つかった。

    和気産業製R-60、

ホームセンターにて200円

表面刻印はHOWAのみ
   

ちなみに、SATE-LITE社と比較してみた。

左がSATE-LITE20、右が和気産業。
色味は若干違うが、2面カットの様子は一緒。直径も和気産業の白いベースを外せば55mmで、一緒と言っても構わない。
(白いベースは縁だけ溶着してある。うまく外せばきれいに剥がれるがちょっと苦労するので怪我にはご注意を!)

これは間違いなくおススメできる

詳細はこちら
で、R-60が該当する
和気産業の直販ページは 反射材販売の専門店「みんなのはんしゃ屋 になるが、ここにはズバリR-60は無い。
シャイニングリフレクターφ60が近そうだが、カットが違う。

ちなみにこれを売っていたホームセンターは全国ネットではなく、どちらかというと家庭用品等を扱っていない
プロ向けの道具・材料ショップである。

お近くのホームセンターで見つからない場合は、シャイニングリフレクターφ60を!