知らぬ間に入る事のない、ZO-3パワースイッチ

ZO-3オーナーなら一度や二度は経験あると思います。
ZO-3ってそこらに立てかけているうちや、ケースに入れた時とか、
知らない間に電源が入っていて、いざ使おうとすると電池がスッカラカン

これを、知らぬ間に入ってしまわないパワースイッチへ改造する企画です!

  

これですね、ZO-3のパワースイッチ。

ボリュームノブとほぼ同じ高さで、周囲にご操作を防御してくれる物は何もない。
このスイッチを使う限りは解決しません。
電池をマメに抜けば良いですが、面倒なうえに、電池スナップって壊れやすいから
スナップのワイヤー切っちゃった経験もあるのでは?


だから、思った時には簡単にON/OFFできるけど、意図しない時は簡単にON/OFFしない
そんなスイッチを取り付けたいと思います。

今回の対策候補は2つ。

1つ目は、
昭和のラジオでボリュームをゼロにするとカチって
電源が切れるタイプのポットの採用。

まだ売ってるんですね
http://www.marutsu.co.jp/shohin_64147/

正直、これの交換が一番簡単で機能的に明快なんですが
曲間のミュートのつもりでボリュームゼロにするたびに
”ボツッ”って言いそうです。
それからシャフト径がノブに合うかどうかは不明。
2つ目は、
誤操作しにくいスイッチ。

蓋つきやロック付きもあるが、
蓋つきはミサイル発射の時のパカっと空ける奴。ひょっとしたらカッコイイ
かもしれないけど、改造がおおがかりで実用的ではない。

ロック付きは左の様な奴で、一旦レバーを上に引き上げないと切り替えが
できないので勝手に入る事は無くなります。
これじゃあ面白くないからHPネタにならない。
ちょっとレバーがゴツくなるので外観が変わっちゃいます。
で、思いついたのがここ。
ここにムスタングみたいなスライドスイッチで電源操作できれば
表面は全くデザインが変わらず、なおかつ勝手に電源が入る
確率は格段に減る。
もちろん、HPネタにも充分♪
取り付けるスイッチはこんな感じ。
  今のZO-3のバッテリーボックスはこれでしょうか?
ふたつ上の写真ではスイッチを付けるスペースが無いので、
このバッテリーボックスの写真で見て右側スペースに付けます。
ビス位置がビミョウに違いますが大丈夫。

http://soundhouse.negura.org/product/fer1.html
FERNANDES FER-1って品番が凄いですね、フェルの一番みたいな。
フェルの代表的な製品みたいな品番ですw
マスキングテープを貼って、穴あけ位置を書き込み。
ビス穴2つとスライドノブの角穴。
スライドノブの空ける大きさは、スイッチのシャーシの開口寸法
プラスごく僅かな隙間。
ドリルでざっくり空けてからカッターで仕上げるのが良さそう
(刃物作業は自己責任、自己の実力範囲内で)
  スイッチをビスで固定し、元のスイッチの配線を移植。

今回の一番難しい作業はスイッチの穴あけでした。

レバーの出る量を調整するために、スイッチ取付けの際に
スペーサーを現物合わせでかませてます。 
スイッチの取付けビスが出ていてカッコ悪い!とか思いませんか?

実はこのビスの頭がスライドレバーをうっかり操作しないように
防護壁の役割になってるんですよ。
ボディバック側なので、私の豊かなウエストやベルトをもってしても
誤操作はほぼありません。

レバーは指の腹で操作するなら0.5mmも飛び出してれば充分。
そのくらいならビスはフラットで良いかも?
爪の先で操作するならこんな感じ。
  ひっかけて操作するスイッチではあるので、100%防止ではありません。
たまたまお持ちの突起物が多いベルトやパンツを着用している場合は
偶然入ってしまう可能性はゼロじゃないでしょう。

どうしても、どうしても、どうしても心配な方は、写真の黄色い部分に
セロテープでも貼り付けてください。
これで100%になるでしょう。