折れたビスを抜く!

古いギターでビスを抜くとき、折れてしまったことはありませんか?
最近やってしまいました!古いギターで、ビスが錆びていた為にほとんどの
ビスの頭が取れてしまいました!
1本程度なら周辺に穴を空けて・・・ってやればいいんですが、10本以上となると
道具を使って効率的にやらないと心までもが折れてしまいます。
超安くて効率的なアイテムがありましたので紹介します。

こんなんです!
やっちゃいました!
と言っても中で錆びついていて
ビスの強度が無くなっているので
仕方ありません
これが「折れたビス抜き」です。
ホームセンターで見つけました。
小さいパッケージなので見落としがちかも
しれませんが
価格は・・・忘れちゃいましたが、300円とか
400円とかいうレベルだったと思います。
これをドリルに取り付けて、残ったビスを
取り囲むようにモミます
やってはいけない失敗例。

どうしても気になって途中で確認。
ん、ちゃんと真ん中に収まってる!
と思ったのは良いんだけれど
無事に取れた後の穴が汚い!
じゃあどうするか!

掘るべき最低限の深さに合わせて
マーキングして
そこまで一気に掘りましょう。
すると中に目いっぱい詰まってきます。
このスリットに細い物を突っ込んで
後ろから中身を押し出すと・・・
こんな塊が出てきます。
右にビスの先端が見えてますね
少しまとめてやりました。
これだけやっても5分かかってません!
中からオタカラがざっくざく
残った穴は直径5oの丸棒がピッタリ。
市販の丸棒で、できるだけ硬い木を
選んで、ボンドを先端に充分塗布したら
差し込みます。
上から金槌で軽くトントンしましょう
アサリのないノコギリやノミをうまく
使って、ツラに合わせれば成功!
ヘッドも同じ要領でできますが
空ける穴の深さはより慎重に!
ヘッドは4か所補正しました。

塗装は隠れる所だったらそのままでも
良いし、気になるならマジックで。
露出するところだったら、車用のタッチアップペン
が良いかもしれません。

このヘッドもボディもリフィニッシュするので塗装を
剥いでいますが、ビス補修だけだったら
もちろん剥ぐ必要はありません。
念のため。