Eddie's Guitar

恐らくこのHPの読者の期待は日本ツアーで初披露された白黒ストライプの
ウルフガングについての詳細であろう。
雑誌記事にも掲載されていないミステリアスなギターだ。
私も現物を近くで見た訳ではないし、スペックを聞いた訳ではないが
写真から判る範囲でのスペックを分析してみた。
後にオフィシャルで公開された場合に差異があってもご容赦下さい。


白黒ストライプウルフ
基本はウルフガングだが、
ベースに該当するスペックのギターは無い。
一から作り直したと思った方がよいかもしれない。

-----ネック周り-----

●ネック
   メイプル2P
●指板材
   エボニー 、白ドットポジションマーク
●ヘッド
   浅い角度付き、裏表とも黒塗装
●ペグ
   クローム
●ロックナット
   クローム、テンションバー付き
●ロゴ
   ストライプシリーズに準ずる楕円ロゴ

-----ボディ周り-----

●形状
   アーチドトップ
●ボディ材
   不明。コーナーの塗装剥げ部分の
   色から、メイプルトップかもしれない
●バインディング
   無し(塗りつぶした訳でも無い)
●エンドピン
   ヒートン。ネック側に一度プレートを介した
   様なビス穴痕あり(フランケンと同様)
●トレモロユニット
   フロイドローズライセンス、Dチューナ付き
●トレモロスタッド
   アンカータイプ、黒メッキ
●PU
   EVHウルフガング用、ダブルブラック
●PUセレクター
   クローム+黒ノブ
●キルスイッチ

バインディングの無いボディに黒塗装をし、
ストライプ巻きをして白塗装。
すでに何か所か塗装欠けがある。
ネック側ヒートンにフランケンと同じ様な
プレート取付け跡までわざわざ付けている所や、
ピックアップのポールピースに錆びが見られる
事から、使い込まれたというよりレリック加工を
施したと推測する。
なお、
キルスイッチの裏にはPUセレクターと同じ
小判型の蓋が付いている。
恐らくキルスイッチのキャビティ形状は
PUセレクターと同形状と思われる。
艶消し赤ウルフ
昨年のツアーから使われていた。
今回はキーボードを流した際に使われたので
レギュラーチューニング曲用と思われる。
基本はステルスだが、細部で異なるので
やはり一から作ったと思うべきか。

-----ネック周り-----

●ネック
   メイプル2P
●指板材
   エボニー 、白角ドットポジションマーク
●ヘッド
   浅い角度付き、マッチングカラー
●ペグ
   黒
●ロックナット
   黒、テンションバー付き
●ロゴ
   EVH wolfgang ロゴ

-----ボディ周り-----

●形状
   アーチドトップ
●ボディ材
   不明。ステルスとの登場時期を考えると
   バスウッド+メイプルトップかもしれない
●バインディング
   あり
●エンドピン
   ヒートン
●トレモロユニット
   フロイドローズライセンス、Dチューナ付き
●トレモロスタッド
   アンカータイプ、黒メッキ
●PU
   EVHウルフガング用
●PUセレクター
   黒+黒ノブ

2012ツアー時同様、キルスイッチは付いていない。
恐らくそのままの仕様で使い続けられているのだ
ろうか。
写真は2012ツアーのものだが、名古屋公演では
トレモロユニットがクロムだったという有力情報が