ピックアップセレクターの配線
左はエディの実機。

このコーナーではこのピックアップセレクターの配線を
再現してみたいと思う。

ここをいい加減にしたくは無いし、逆に適当にネジって
本物らしく仕上げるのも意外と難しいかもしれない。

もちろん、機能しないスイッチと言うのは明白であり、
実際にノブが狭い所に押し付けられているので
使用できる状況ではない。


AとBは後述。
@もともとフランケンが赤くなった初期は、リネンフェノールの
ピックアップがピックガードに乗った状態

Aエディは配線すればピックアップは生きていると証言している

Bピックアップセレクターのツマミは見当たらないがボリュームが
ノブ無し含めて2つある。

フロントPUが生きていたとしたら、2VOL仕様しか考えられない。
と言う事は、

フロントピックアップの配線長はポットまで
届く長さがあったはずだ!


と言う事だ。
すると配線長はこうなる。

センターピックアップ(テレキャス用)が付いていた後も配線したとし、
また、最終的にポットからセレクターに付け変えたとして、
セレクターに対して然るべきポジションに配線。
センター用配線もも付けた。
セレクターのトーン用への渡し配線も必要!

要は、セレクターつきで配線してあった物から、センターPUやらナニやら外したらこの線が残るはずだという状態。

リヤピックアップのみにした際、この余った配線をクチャクチャにして
キャビティに詰め込んだというプロセスを再現すれば、正確なコピー
ができるはずである。
フロントピックアップ用は260mm。
アースはちょっと短めで200mm位
センターピックアップ用の配線長は210mm

固体によって差があると思うが、だいたいそんなもんだろう。
実配線をする訳ではないのでフィーリング重視。。
セレクターから半田を外すのではなく、端子をもぎ取って(!)
フロントピックアップの配線を写真を参考にクルクル丸めた。
上に向いた白い線に端子が残っている。

このページ最初の写真でBの位置にフロントピックアップの線を付ける
端子がなく、ケーブルに端子がついたままAの位置に転がっているのが判る。
セレクター側の処理。
外れた端子も再現しています。
写真を良く見ると、セレクターノブを迂回しているのは、端子位置から
してセンターピックアップ用の線と思われるので、こうなる。
左が私の試作機、右がエディの実機。
ワイヤーが綺麗すぎるが、配置はほぼ完ぺき!
余った線はセレクターの下に押し込むようにすると同じ雰囲気になる。

ちなみに、こちらはフランケン試作機なので、
リヤピックアップ上の黒いストライプ忘れと、リヤピックアップの調整ネジ位置が上下逆なのは承知です