フランケン用ヒートンのサイズは?

フランケンはストラップ用エンドピンの変わりにヒートンを使っている。今回フランケン作成にあたり、
ザ・ギターマンに掲載されていたフランケンレプリカの実測値 「外形23.8mm、太さ4.7mm」
に従って、ホームセンターに売っていた#14のヒートンを準備した。
これは、外周24.5mm、太さ4.7mmなのでちょっと加工すればバッチリ!の予定だった。
しかし、1997年のエディ本人機を詳細に調査したところ、
エディのフランケンは、レプリカよりもヒートンが小さい事が判明。
では何を使うのが良いか?

では、寸法はどのくらいか?
いつもの写真拡大で逆算する手法で計測すると、
外径19.0mm、線径φ4.5mmになる。
こちらがフランケンレプリカに近い、(株)大里製の【#14】。
サイズは、

外径:φ24.5mm(+5.5mm)
太さ:φ4.7mm(+0.2mm)

なお、寸法の後ろのカッコ内はエディ機との寸法差
同じ大里製の【#12】
サイズは、

外径:φ23.0mm (+4mm)
太さ:φ4.4mm (-0.1mm)

ちょっとだけ小振り。

大里(ダイリ)のHPは http://www.ohsato-web.co.jp/
ネットショップは、http://neji-navi.nsf.jp/
さらに大里製の【#10】
サイズは。

外径:φ20.0mm (+1mm)
太さ:φ3.9mm (-0.6mm)

太さはちょっと違うが、このあたりが良いと思う。

ちなみに、この下の【#8】は、外径:φ16mm、太さ:φ3.3mmなので
それは無いと思う。
別メーカーのヒートンも確認。

カインズホームのヒートン、#12
外径は23.2mm
太さは4.25mm

メーカーによってサイズが違うと思っていたが、
若干の違いだけでおおよそ大里製#12と同じである。

だから、先ほど【#10が良い】と決めたら、どこの物でも#10
であれば大きく違うことはないであろう。
とはいえ色々な会社があるので鵜呑みにしてはいけない。
100円単位の品物なので損を承知で買ってから測るのが良いと思う。
このヒートンに、エディの爆撃機ストラップを付けたらちゃんと付くのか?
を調べておかないといけない。

ちなみにこの金具(というかストラップ全体)はエディが愛用したストラップと
全く同じ物。
1942年製の爆撃機機銃兵用腰固定ベルトの本物。
市場に出るのは極めて稀だ!
フック部拡大。
そこに#10をつけた状態。

写真下側の二股になった部分には入らないが、これでも充分ではある。
但し、こじった時がヤバイかもしれない。
#12をつけたところ。

二股をクリアした。本当は最低でもこの位は欲しい。
参考に#14をつけたところ。

これだったら文句なし!
きちんとフランケンを作るなら、外径φ19mm、太さφ4.5mmに近い物をつけるべきである。
メーカーにより若干寸法が違うようなので、ピッタリ寸法の合うメーカーに出会うことを願うが、
探す手間も惜しいので#10で外形を調整するのが賢明であろう